2026.10.14
青汁の「生搾り製法」とは?非加熱・粉砕製法との違いと原材料表示の見分け方
青汁のパッケージや商品の説明で、「生搾り」「非加熱」「粉砕」といった言葉を見たことはありませんか。どれも青汁の作り方を表す言葉ですが、違いは意外と知られていません。
先にお答えすると、青汁の「生搾り製法」とは、収穫した葉を搾り、その汁を粉末にする作り方です。葉を乾燥させてまるごと粉にする「粉砕製法」と比べると、溶かしたときにざらつきが少なく飲みやすい一方、食物繊維は少なくなりやすいという違いがあります。原材料表示では、生搾りは「大麦若葉エキス」、粉砕は「大麦若葉末」と書かれることが多く、そこで見分けられます。
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この記事は、青汁を販売している健康そむりえの編集部が作成しています。自社の商品は、記事の後半に「商品紹介」として分けて紹介しています。
先に結論:生搾り製法と粉砕製法の違い
| 比べる点 | 生搾り製法 | 粉砕製法 |
|---|---|---|
| 作り方 | 葉を搾った汁を粉末にする | 葉を乾燥させ、まるごと粉にする |
| 原材料 表示の例 |
大麦若葉エキス、大麦若葉エキス末(液体なら大麦若葉汁) | 大麦若葉末、大麦若葉粉末 |
| 溶かした とき |
ざらつきが少なく、溶けやすい | 葉の繊維が残り、底にたまりやすいことも |
| 食物繊維 | 搾ると少なくなりやすい | 葉の繊維をそのまま含む |
青汁の主な作り方
粉砕製法(乾燥させて粉にする)
収穫した葉を洗って乾燥させ、細かく砕いて粉末にします。葉をまるごと使うので、葉に含まれる食物繊維もそのまま粉末に入ります。市販の青汁でよく見かける作り方です。
生搾り製法(搾った汁を粉にする)
収穫した葉を生のまま搾り、その汁を粉末にします。汁だけを使うので、溶かしたときに葉の繊維が残りにくく、すっきりした口当たりになりやすいのが特徴です。汁を粉末にするとき、粉にしやすくするためにでんぷん分解物などを加えることがあります。

「非加熱」とは
汁や葉を粉にするには、温風や熱風で乾かす方法、凍らせてから乾かす方法(フリーズドライ)など、いくつかの方法があります。どの方法を使うかは、メーカーや商品によって異なります。「非加熱」と書かれている商品は、粉にする工程などで熱を加えていないことを示しています。どの工程が非加熱なのかは、商品の説明で確かめましょう。
粉末以外の青汁
青汁には、搾った汁をそのまま凍らせた冷凍タイプや、粉末を固めた粒タイプもあります。この記事では、いちばん多い粉末タイプの作り方を中心に紹介します。
市販の粉末の青汁は、粉砕製法が多い
楽天市場の青汁ランキング上位の商品について、原材料名を当社で確認しました。製法を判別できた粉末の青汁20商品のうち、「エキス」表示(生搾りなどの搾汁系)は10%(2商品)、「末・粉末」表示(粉砕系)は90%(18商品)でした。売れている粉末の青汁は、多くが葉を乾燥させて粉にする作り方です。

※楽天市場「青汁」デイリーランキング1〜40位(2026年10月14日時点)から青汁の32商品を確認し、粉末で原材料名から製法を判別できた20商品を集計。売上の割合ではなく商品数です。製法は原材料表示をもとにした当社の分類です。
生搾り製法と粉砕製法を比べる
溶け方と口当たり
粉砕製法の青汁は、葉の繊維も一緒に粉にしているため、溶かしてしばらく置くと底にたまることがあります。生搾り製法の青汁は汁を粉にしているので、水に溶けやすく、ざらつきが気になりにくい傾向があります。

食物繊維
搾ると葉の繊維の多くは搾りかすの側に残るため、生搾り製法の青汁は、粉砕製法より食物繊維が少なくなりやすいのが正直なところです。そのため、生搾りの青汁には、食物繊維を加えている商品もあります。食物繊維の量を気にする方は、栄養成分表示もあわせて確かめましょう。
色と香り
青汁の緑色のもとは、葉に含まれるクロロフィル(葉緑素)です。クロロフィルは、熱や光、時間がたつことで、色があせやすい性質があります。ただ、青汁の色や香りは、原料の葉の状態や加工・保存の条件、一緒に入れる原材料でも大きく変わります。色だけで作り方や品質を見分けることはできないので、気になる方は少量のサイズで試してみるのが確実です。
原材料表示での見分け方
製法は、パッケージの「原材料名」を見ると手がかりになります。
| 原材料名の書き方 | 意味 |
|---|---|
| 大麦若葉末、 大麦若葉粉末 |
葉を乾燥させて粉にしたもの(粉砕製法に多い) |
| 大麦若葉エキス、 大麦若葉エキス末 |
搾った汁などを粉にしたもの(生搾り製法に多い) |
原材料名は、使っている量が多い順に書かれています。一番はじめに何が書かれているかも、選ぶときの目安になります。また、「原料原産地名」を見ると、大麦若葉がどこで育てられたかもわかります。
原材料名が「大麦若葉」とだけ書かれていて、「末」か「エキス」かわからない商品もあります。その場合は、商品の説明や販売元で作り方を確かめましょう。また「エキス」には、搾った汁のほか、水やお湯で成分を取り出したものが含まれることもあります。

どちらを選ぶとよい?
どちらが優れているというより、何を大事にするかで選ぶのがおすすめです。
- 飲みやすさ・溶けやすさを大事にしたい方:生搾り製法(原材料名に「エキス」)が合いやすい
- 食物繊維も一緒にとりたい方:粉砕製法(原材料名に「末」)、または食物繊維を加えた生搾りの青汁
- 毎日続けたい方:製法に加えて、味・個包装かどうか・1回あたりの価格も比べる
よくある質問
Q. 「生搾り」と「非加熱」は同じ意味ですか?
A. 違う意味です。「生搾り」は葉を搾る作り方、「非加熱」は工程で熱を加えないことを指します。両方を組み合わせて「非加熱生搾り製法」と表示する商品もあります。
Q. 粉末なのに「生」と言えるのはなぜですか?
A. 「生搾り」は、葉を生のまま搾る工程を指す言葉です。できあがった粉末が、生の野菜と同じという意味ではありません。
Q. 生搾りの青汁の方が、栄養が多いのですか?
A. 作り方によって、含まれる成分の種類や量は変わります。ただ、どちらが多いかは原料の育ち方や商品の配合によって異なるため、製法だけでは決まりません。気になる成分は、パッケージの栄養成分表示で確かめましょう。
Q. ケールなど、大麦若葉以外の青汁でも同じですか?
A. はい。ケールなど他の原料の青汁でも、葉を搾った汁を粉にする作り方と、葉を乾燥させて粉にする作り方があります。原材料名の「エキス」「末」の書き方で見分けられることが多いのも同じです。
Q. 作り方で味は変わりますか?
A. 口当たりは変わりやすく、生搾りの方がざらつきは少なめです。ただ、苦みや青臭さは原料や一緒に入れる原材料でも大きく変わります。
Q. 牛乳やヨーグルトに混ぜてもよいですか?
A. どちらの作り方でも混ぜて飲めます。瀬戸内レモン青汁も、水のほか牛乳やヨーグルトに混ぜて召し上がれます。
まとめ
青汁の「生搾り製法」は、葉を搾った汁を粉末にする作り方です。溶けやすく飲みやすい一方、食物繊維は少なくなりやすいので、何を大事にするかで粉砕製法と比べて選びましょう。迷ったら、原材料名の「エキス」「末」と、原料の産地を確かめてみてください。
瀬戸内レモン青汁の作り方(商品紹介)
ここからは、健康そむりえの商品の紹介です。
「瀬戸内レモン青汁」は、大分県産の大麦若葉を非加熱生搾り製法で粉末にし、瀬戸内産のレモン果汁粉末を合わせた青汁です。
- 農薬・化学肥料を使わずに育てた大麦若葉を収穫し、その日のうちに工場へ
- 大麦若葉を搾る
- 搾った汁を、熱を加えずに急速に粉末にする
- 検査を経て製品に

搾った汁を粉末にしているので、水にさっと溶けます。原材料には、アカシア食物繊維も使っています。2024年には、一般社団法人せとうち観光推進機構の「瀬戸内ブランド」に登録されました。

定期コース(公式販売サイト)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 内容 | 3g×20スティック(1缶) |
| 価格 | 毎回3,618円(税込・送料無料。沖縄を除く) |
| 縛り | 回数の縛りはありません。いつでも解約・休止できます |
定期コースに抵抗がある方や、まず1箱だけ試したい方は、通常購入(1箱4,480円・税込、送料無料。沖縄を除く)もお選びいただけます。
- 賞味期限:製造から2年(商品に記載)
- 召し上がり方:1日1〜2スティックを目安に、約100mlの水などに溶かして。牛乳やヨーグルトに混ぜても
- 原材料名:大麦若葉エキス(大麦若葉、でんぷん分解物)、アカシア食物繊維、レモン果汁粉末/ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
- 原料原産地名:九州(大麦若葉)、瀬戸内地域(レモン)
栄養機能食品(ビタミンC) ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。[一日当たりの摂取目安量]一日当たり1〜2スティックを目安に、召し上がりください。[摂取上の注意事項]本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。一日の摂取目安量を守ってください。本品は、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
ご購入は公式販売サイトで
楽天市場店・Amazonでも販売しています。
※本品は食品です。 ※価格・送料・定期コースの条件は2026年10月時点のものです。最新の情報は公式販売サイトでご確認ください。
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出典
- クロロフィルの色の変化:岐阜大学ほか「XAFSを用いた加熱野菜中Ca配位の解析」(あいちシンクロトロン光センター 成果報告、2024年)、「光照射による緑茶の色と成分の変化」(日本食品科学工学会 第71回大会講演要旨、2024年)